病棟との違い/オペ室の魅力とは【手術室看護師として働く】

医療最前線で働く看護師達
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手術室看護のアレコレ 手術室看護師のやりがいとは?

手術室看護師の魅力

病棟看護師とはココが違う!

病棟看護師と手術室看護師。お仕事の内容は全く違いますが、他にはどのような違いがあるのでしょうか?

◆患者さんとのコミュニケーションの取り方
しっかりコミュニケーションを取る事ができる病棟に対し、オペ室の患者さんはほとんどの方が麻酔中なので、直接的なコミュニケーションを取る機会はとても少なくなります。麻酔中の患者さんは、痛みや不安を口に出すことはできません。そんな患者さんの代弁者となれるのが看護師さんなのです。モニターや患者さんの顔色、汗や尿の量を見ながら患者さんからのサインを読み取っていきます。言語的コミュニケーションに頼らずにコミュニケーションを図っていかなくてはならないです。

◆体力勝負
病棟の看護師さんも相当な体力を使いますが、手術室看護師さんはもっと体力が必要と考えて良いでしょう。手術によっては10時間以上に渡り、立ちっ放しの時もあります。その間は、なかなかトイレにも行く事さえできません。また、かなりの緊張状態の中にいるので、精神的にもとてもハードと言えます。

手術室看護師の魅力

忙しくて大変なイメージがある手術室看護師ですが、どのような魅力があるのでしょうか?
手術室ならではの魅力に迫っていきます。

◆大きなやりがい
手術室という医療の最先端で活躍できる事は大きな魅力です。人の命を救う瞬間に立ち会うことができるので、感じるやりがいもとても大きいです。

◆夜勤がほとんどない
緊急手術などがない場合は、夜勤やオンコールもほとんどありません。そのため、比較的に生活リズムを崩さずに働く事が可能です。

◆全ての科目が学べる
単科の病院をのぞき、ほとんどの病院では全ての科目の手術を行います。そのため、多くの経験を積みながら幅広い知識を身に付ける事ができます。

◆スキルアップしていける
病棟勤務では経験できない術中の患者さんの容態や処置を知る事ができるので、より深く医療を学ぶ事ができます。また、医療は常に進化しているので、最先端の医療に立ち会うことができるのも大きな魅力です。日々勉強になる事ばかりなので、着実にスキルアップしていけます。

◆チーム医療
究極のチーム医療とも呼ばれているオペ室での医療。主治医・麻酔医・臨床工学技師・看護師などが団結し、「手術を無事に終わらせる」という同じゴール向かうので、やり遂げた後の達成感はひとしおです。

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